こんにちは、海老名の隠れ家的パーソナルトレーニングジム「スタジオANS」の川島です。

新年度が始まってこれから新しくスポーツや部活を始める人も増えてきますよね。

そして毎年、スポーツを頑張る子の怪我の相談をたくさん受けます。

その中でも腰痛を抱える子の中で、悪化すると厄介な障害が「腰椎分離症」です。

 

「ただの腰痛だと思って病院に行ったら、腰椎分離症と言われて腰の部分の背骨の骨折なんて言われてビックリしました」

「病院ではコルセットを付けて安静にしてと言われてるんですけど何かできることはないですか?」

 

なんて相談を受ける事が多いですね。

ちょうど指さしている辺り、背骨の最も骨盤に近い骨5つを腰椎と呼びます。

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腰椎分離症とは下図の○で囲まれた背骨から出ている突起の疲労骨折のことを言います

分離症

10~15歳の若者に多く、ジャンプしたり走ったりを沢山する成長期の子供に多く見られ、腰が痛くて病院に行ってレントゲンを撮ってもらったら分離していたなんてこともあります。

腰痛は腰を動かすと痛みが強くなりますが分離症ではその中でも、前に屈むのも後ろに反るのも腰が痛くなってしまうのが特徴です。

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特に第5腰椎といって腰の下の方(背骨と仙骨の境目)で折れてしまうことが多くなります。

 

この腰椎分離症の痛みを緩和する方法に姿勢の改善と体幹の強化があります。

 

そもそも腰椎分離症を発症してしまう子の傾向として、骨盤の前傾がきつく、腰の反りも深い子が多いです。

その理由の一つが大腿筋膜張筋の凝り固まりによって、骨盤を引っ張り前傾を深めてしまう事があげられます。

大腿筋膜張筋

今回はグリッドフォームローラーを利用した大腿筋膜張筋のセルフケアから紹介します。

グリッドを横向きに置いて、その上にうつ伏せになります。

片足の膝、両肘で身体を支え、伸ばした脚の付け根をグリッドに当ててください。

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この辺りです。↓

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長く息を吐きながら肘と当てていない方の膝で身体を前後に動かしグリッドをローリングさせます。

ゆっくり4回行いましょう。

 

次にリハビリのトレーニングです。

一番鍛えたいのは背筋です。

うつ伏せからの・・・

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上体と下半身を両方反らせる運動です。

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しかし、最初の方に書いたように腰椎分離症は反らせるのも辛いはずですよね!

この写真を見たまま真似してようとしても痛くてできないと思います。

この背筋には実はコツがあり腹圧をしっかりかけて行う必要があります。

腹圧のイメージはなかなか文章では伝わらないので写真で再現(?)してみました。

まず骨盤のイメージです。

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腹圧とはこの骨盤の内側の内臓のある空間の内圧を高める使い方です。

ジャン!

20170414

(笑)

いや、大真面目ですよ^^;

この黄色いゴムチューブがお腹周りの筋肉、そしてそれに〆られてパンパンになっているのが腹腔です。

汚い表現かもしれませんが、ウンチする時の踏ん張り方です。

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この背筋は床をお腹で押すように力をいれることで、腹圧をかけながら背筋を行っています。

そうすることで分離症の影響を抑えながら腰椎を動かす事ができます。

ここまで読んでみてブログだけじゃわからなかったよ!という方は一度ご相談くださいね^^

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